四国高知で活躍するデザイナー、 梅原真さんの仕事や考え方をまとめた一冊です。 「田舎でデザインを生業にする」という 憧れはするけれど、現実的にとても厳しいことに 梅原さんは長年取り組んでおられます。 田舎の持っている空気感を、 おしゃれなパッケージで包んだり、 洗練されたWebサイトで紹介して 「それっぽく」観せた商品は数多くあるけど、 田舎の持っている空気感を、 そのまま「これです」と等身大で、 「それっぽい商品」よりも、さらに魅力的に観せるという、 本当にそれ可能なの？ということを 梅原さんは、いくつも世に出されています。 そんな梅原さんの仕事例や考え方などをまとめたこの一冊は、 僕もデザインに迷ったりしたときに戻ってくる 「教科書」みたいな一冊です。

ありえないデザイン 梅原真