『さよならのあとで』
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2020-01
何年前なのか忘れたのだが、東京出張の時に青山にある本屋「山陽堂書店」に立ち寄った。絶妙な狭さの中に、絶妙なセレクトをしているので割と好きな本屋さん。その2階だか3階だかで展示をしていた。
それが、「さよならのあとで」という本の展示。42行で綴られる1編の詩だけで編まれた本をパネルで展示していた。その当時、まだぼくは独身で実家の家族も割とピンピンしていて、「さよなら」というものは縁遠いもんだなと思いつつ、出版社が「夏葉社」だったので購入した。 その時に買った1冊は、1度だけ読んでどこかへいってしまった。
数年後、2冊目を買う機会が訪れる。2冊目は、文字通り、さよならのあとに読んだ。
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「さよならのあとで」ヘンリー・スコット・ホランド