何かと忙しいのを言い訳に、全く本を読んでいなかった。

住人のみなさんの本棚を眺めては、本屋さんで本を買い本が溜まっていく状況。（更新遅くなってすみませんとか謝られるたびに私だ。。と思っていたw）

そんな中、住人のまりさんと一冊の本を読んでお手紙を書くという往復書簡をすることになった。

まりさんは美術家で、いつもすごく（私がこんな表現をするのもおこがましいが）きゅんとするというかきゅひーんなものを作られる。
書く文章もすこぶる素敵だ、
とりあえずまりさんおすすめの本を手に入れた。それがこの本。めちゃくちゃ面白い。一気に読んだ。

ああそういう妄想をするのかとか、私もおんなじこと考えてたと思うとニヤニヤする。

アドレナリンがわらわら出てきて、深夜に手紙をかき、その勢いでまりさんに送る、朝見たら恥ずかしい感じ。まあそれもこの本ぽいなと思った。

往復書簡ではあったかもしれない刺繍を私が書いたらそれをまりさんが再現してくださった。妄想が現実になる、今まで読んでたものもなんだか魂が入ったように感じた。
めちゃくちゃ嬉しかった。

往復書簡、4回目本日公開。
あったかもしれない刺繍の再現は来週公開。

まりさんの刺繍小説と合わせてぜひ！！！

『言い寄る』田辺聖子