のんびりしている男の子とせっかちな女の子が困ったことや願い事を聞いてくれるやまのうえの大きな石のうえにときどきくるはっぴいさんにあいにいく　荒井良二さんの絵本。

せっかちな女の子には、
「あわてるのはなんでも一生懸命」とのんびりな男の子は言い、
のんびりしている男の子には
「のろのろはなんでも丁寧」とせっかちな女の子は言う

お互いがそれを短所ではなく長所だよと置き換えてあげれて
困った人に手を差し伸べてあげられるあたたかい世の中になってほしいと切に願う。悲しい話はうんざり。
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『はっぴいさん』　荒井良二