『あたまのなかにある公園』
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2020-01
いつも座っているソファーから手を伸ばせば届く位置に置いている本。
ふとした時に、この本を開いて 言葉を拾いたい時に読む本。
今日の明け方、14年共に過ごしてきたうちの家族(シュガー/犬)がなくなった。そんなあっさりお別れが来るとは思ってなくまだ生き返るんじゃないかと、
シュガーは大きい音に反応するから大きい音を出してみる。起きないけど。
たった2kgの身体で、宅急便がきたら全力で私たちを守るかのように、威嚇してくれて、夜は子どもたちの部屋を見回りしてくれて、わたしが出かける時は、あっそ、置いて行くのねとしゅんと尻尾を垂らしながら、自分の部屋に帰るそんな犬だった。
この本の277ページの一行。
『いつかお別れするんだと知っていれば、と、お別れしてから思うことが多いです。』
ほんと そう。
『あたまのなかにある公園』糸井重里