『マリコ、うまくいくよ』
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2020-01
24歳、34歳、42歳のマリコさんたちが登場します。
各年代でそれぞれの年代に対しての思いがある。「こうなりたい」「こうなりたくない」「昔はあんな感じだったよな」「そうやって学んでいくのだよ」とか…。
とりあえずすべての年代は経験してきました。
そこではたと思い至ったのは、忘れないようにしようと思っていた20代の時の気持ちは、やっぱりちょっと薄れているのだということ。
20代・30代の頃を思い出しつつ、あー!思ってたなぁと共感したと同時に、40代になった私は、下の世代からこう思われているのだなとなんとなく切なくも。それだけ、女性心理をついている。さすが益田ミリさん。
そして、最後のオチがいい!イタタと思いながら読んでて、でも、あのラストには思わず笑ってしまう!
だよねって、苦笑してパタンとできるのがまた良かった。
読み終えたあと、40代の私は、次の50代・60代をうっすら見据えて、どう生きていきたいのか考える。
「マリコ、うまくいくよ」益田ミリ