『どきん』
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2020-01
小学5年の頃に読み衝撃を受けた本。 その当時はただ言葉のリズムや韻の面白さ、子どもながらに感じる言葉の奥深さ言葉センスの良さに惹かれていたと思う。 いま読み返してみると、これはもしや禅の世界ではないかと感じる。
言葉はもちろん、言葉以外の行間、余韻、余白、言葉でないもので伝わってくるのだ。 味わう詩集を是非一度、ご賞味ください。
余談ですが、全く無意識で、後に気づいたこと。息子に同じ名前を名付けていました。子どもの頃の衝撃度っていろんなところに影響しちゃうのね、と我ながら驚いたものです。
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『どきん』谷川俊太郎