『思いつき大百科事典』
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2020-01
2019年1月から7月まで BIBLIO APARTMENTの405号室に住んでいた方の本棚にあった一冊
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めくるめくことば遊びの本。思いつきのおもしろさ。スキップするとなんとなくごきげんな気分に近づく気がするのだけど、それに似た感覚でこの本も読むとなんとなく楽しい。
五十音だけじゃなく濁音も半濁音も網羅してて、ことば選びはシュールでへんてこ。振り幅が広くておとなも楽しめる。たとえば(や)だと「やよいしきどき」「やじる」「ヤンヤヤンヤ」「やぶんおそくにすいません」など。(ぬ)だと「ぬいぐるみ」「ぬかりなし」「ぬん!」「ヌー」「ヌ〜」など。ことばに合わせて描かれるポップなイラストもかわいくて楽しい。
あたまを緩めて広げたい時にページをめくりがち。ことば1つでいろんなイメージができるから、たとえば「ドーン」なら他にも・・・とイメージを連想してみるのもいい。なんとなくでいいのさ。思いつきを遊ぶのだ。
「思いつき大百科事典」 100%ORANGE