『パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら』
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2020-01
2019年1月から5月まで BIBLIO APARTMENTの303号室に住んでいた方の本棚にあった本
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ピリッとした毒をはなちながら、押しつけがましくない優しさで包み込んでくれる、中島たい子さんのエッセイ。
新しいものを買わなくても、あるものだけで暮らしは豊かになる。あるものをあるがままに、無理をすることなく、見栄をはることもしない、風通しのいい暮らし。そんな素敵な暮らしを自然にしている、たい子さんの叔母ロズリーヌ。暮らしの知恵、学ぶことの量、山の如し、です。
風通しのいい暮らしをしていると、自然とこころの風通しもよくなるのかもしれないなぁ。憧れがギュッと詰まった、この作品。ロズリーヌの四角いバケット、マロンのアイスクリームは必ず作ろうとすっかりパリジェンヌに影響された私。
ぜひ、風通しのよい暮らしを。