『パリでメシを食う。』
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2020-01
BIBLIOAPARTMENTに遊びに来てくれたMAKIさんのおきにいりの本________________________
著者が国連職員として働いたパリで出会った、日本人10人の軌跡を描いた本。
よくある綺麗なパリだけを書いている本とは違って、私たちの知らない本当のパリも垣間見れる内容でした。
この本を読んでいる間は、それぞれの日本人が生活するパリの風景が頭に浮かんで、まるで自分がパリの街にいるかのような、まるで石畳のパリの街を歩いているかのような錯覚を起こしていました。
決してパリの街に詳しい訳ではないけれど、不思議と頭にに浮かんだ風景は代表的な観光地、エッフェル塔や凱旋門そしてルーブル美術館と言う観光地ではなくて、それぞれの日本人が生活している場所の通りや建物でした。
人の人生はそれぞれ。
平凡だと思っている自分の人生も、人から見ると、もしかしたら面白いのかもしれない。と思えた本でした。
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『パリでメシを食う。』川内有緒