『好日日記―季節のように生きる』
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2020-01
2019年1月から5月まで BIBLIO APARTMENTの303号室に住んでいた方の本棚にあった本
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”日日是好日”の続編となる作品。お茶を始めて40年。
著者が五十代の頃に数年にわたってお茶の稽古の記録(移ろう季節の記録)を綴ったノートが題材とされている。
「私たちは、季節を追い抜いて先へ進むことも、逆らって同じ季節にとどまることもできない。いつも季節と共に変化して、一瞬の光や樹々を吹きすぎる風に心を立て直し、降りしきる雨音に身をまかせて自分を癒したりしているのだ。」
春夏秋冬、季節の移ろいを五感すべてで感じ取り、生きていたい。初心にかえれる本です。
好日日記―季節のように生きる 森下 典子 (著)