『デザインの小骨話』
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2019-02
デザインとアートは違うとデザイナーさんはよく言います。
デザインは日本語に直すと「設計」です。
どちらかというと感覚よりも理屈が必要なのがデザインなんです。
でも、なぜか感覚の仕事と思われがちなのがデザイナーです。
この本の作者、山中俊治さんは「設計」の専門家です。
「設計」を突き詰めて行くと、結果美しいものになるという「デザイン」をしています。
この本も設計の話がたくさん詰め込まれています。
でも、全体がなんだか美しい。
設計は突き詰めると美になるみたいですし。
美は突き詰めると設計になるみたいです。
ですので、デザインは突き詰めるとアートになりまして、
アートは突き詰めるとデザインになるわけでございます。
でも、デザインとアートは違うんです。
ワケワカメです。
____________________________『デザインの小骨話』 山中俊治