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管理人と306号室のまりさんの手紙のやりとりを、 連載にして、みなさんに読んでいただこうと思います。 最近、『刺繍小説』という本を出版されたまりさん。 「物語のある刺繍」をテーマに、本から想起した刺繍作品を展開した、 いままでにない一冊!
例えば、太宰治 著『女生徒』からは 「先生は、私の下着に薔薇の刺繍のあることさえ知らない」 という一節を受けて手がけた薔薇の刺繍、 群ようこ著『働かないの』からは 鮮かなトルコブルーの布に刺繍した大輪の花 、 村上春樹 著『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』からは 胃拡張の彼女がイタリアンを食べに行くときに持っていたショルダーバッグ など! 『刺繍小説』でさまざまな小説を扱うくらい 本好きのまりさんに、本をおすすめしてもらいました。 その本は田辺聖子著『言い寄る』です。
(主人公は31歳の乃里子。自由な一人暮らしをしている、フリーのデザイナー、画家。金持ちの色男・剛、趣味人の渋い中年男・水野など、いい男たちに言い寄られ、恋も仕事も楽しんでいる。しかし、痛いくらい愛してる五郎にだけは、どうしても言い寄れない…。)

306号室のまりさんからあったかもしれない刺繍を再現してくださいました
先ずはまりさんのノートから

sioribi

©️kamio mari

そして実際に作っていただいたものがこちらです

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©️kamio mari

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©️kamio mari

本を読んでいるときは、その世界にどっぷりと浸かってしまいます。そして頭の中で、ドラマ化するのが好きです。 今回のあったかもしれない刺繍のワンシーンも。
そのシーンを再現してくださって実物をみたとき、 すとんとそのドラマの持ち物になりました。とっても嬉しかったです。
ビブリオをはじめて色々あったけれど。いつも応援してくださる方、コメントをしてくださる方、住人の方、お気に入りの本屋さんで取材させていただいた方、本当にありがとうございます。 なぜかとてもお礼が言いたくなり秋の初めに伝えたくなりました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

往復書簡に出てきた本はこちら。

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