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管理人と306号室のまりさんの手紙のやりとりを、 連載にして、みなさんに読んでいただこうと思います。 最近、『刺繍小説』という本を出版されたまりさん。 「物語のある刺繍」をテーマに、本から想起した刺繍作品を展開した、 いままでにない一冊!
例えば、太宰治 著『女生徒』からは 「先生は、私の下着に薔薇の刺繍のあることさえ知らない」 という一節を受けて手がけた薔薇の刺繍、 群ようこ著『働かないの』からは 鮮かなトルコブルーの布に刺繍した大輪の花 、 村上春樹 著『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』からは 胃拡張の彼女がイタリアンを食べに行くときに持っていたショルダーバッグ など! 『刺繍小説』でさまざまな小説を扱うくらい 本好きのまりさんに、本をおすすめしてもらいました。 その本は田辺聖子著『言い寄る』です。
(主人公は31歳の乃里子。自由な一人暮らしをしている、フリーのデザイナー、画家。金持ちの色男・剛、趣味人の渋い中年男・水野など、いい男たちに言い寄られ、恋も仕事も楽しんでいる。しかし、痛いくらい愛してる五郎にだけは、どうしても言い寄れない…。)

管理人から306号室のまりさんへ

往復書簡に出てきた本はこちら。

次回はまりさんから管理人へのお返事です。